★“ダイヤモンドオンライン”が有料化へ改悪。WEB経済誌は東洋経済の一強&市場悪化★

 

●「結論」ダイヤモンドオンラインが有料化 → YAHOO経由で読むと全文読めます

  • ダイヤモンドオンラインが有料化されました。
  • ダイヤモンドオンラインの強気の有料価格(月額2000円)で会員が獲得できるとは到底思えず、大失敗してPVを激減させるのではないか?と予想する。
  • 日経ビジネス電子版の失態に続き、出版社(雑誌社?)は有能な人材とマネタイズに長けた人材が決定的に欠けているのだろう。

 

 

●オンライン経済誌の無料購読&広告モデル崩壊。コンテンツ課金は成功するか? → 否、PVが激減し収益が悪化するだろう。日経ビジネス電子版に続くダイヤモンドオンラインの挑戦は敗戦濃厚の見通し(私見)

 

毎朝の日課が日経ビジネスオンラインと東洋経済オンライン、ダイヤモンドオンラインを1時間くらいかけて目を通すことです。

 

その経済誌「3強」の一翼を担う、ダイヤモンドオンラインが本日2019年6月27日よりリニューアルされて、有料化されました。

 

ダイヤモンドオンライン「1944円/税込月額」

たっ…高い。デジタルコンテンツの有料化で日本で成功した企業はほとんどありませんが、強気の価格設定です。

 

週刊ダイヤモンドの記事をダイヤモンドオンラインにアップデートするなど、デジタルコンテンツに統合する動きと同時に、デジタル課金に舵を切った模様です。

 

有料化は無料購読者として非常に残念です。そして、おそらく日経ビジネスオンライン→日経ビジネス電子版と同様にダイヤモンドオンラインも急速に没落していくものと予想します。

 

日経ビジネス電子版が酷い改悪をしたことは以前「★「日経ビジネス」電子版が残念なデータ移行 SEO及びWEBサービスのサイトリニューアルの考察★」にて紹介しましたが、その後のコンテンツ量の激減、記事の質の悪化、それに伴うPVの激減はそれはもう悲惨なものです。

 

●日経ビジネスオンラインPV数(https://www.nikkeibp.co.jp/ad/atcl/netmedia/NBO/

2017年6月-月間ページビュー数:30,385,425

2018年5月-月間ページビュー数:26,804,299

2019年5月-月間ページビュー数:22,669,067

 

たった2年間で25%の減少です。オンラインメディアの収入の軸は企業からの広告出稿ですから、それを直撃して業績は大変なことになるでしょう。広告主は大抵が愚鈍ですから同じスポンサー料金を払っていそうですが、そのうち気づくと思います。

 

一方で、元気なのが東洋経済オンラインです。

●東洋経済オンラインPV数(https://biz.toyokeizai.net/ad/digital/about/

2019年5月-月間ページビュー数:198,035,656

 

日経ビジネスオンラインの約9倍のページビュー数。しょぼいランキングコンテンツが得意な東洋経済のPVが凄いです。

 

日経ビジネスが電子版に以降する前は、記事の質は日経ビジネスの方が良かったと個人的には感じていますが、プロモーションや見せ方が東洋経済の方が上手かったのでしょう。日経ビジネスの稼ぎ方の下手糞さと、旧コンテンツを移行させなかった愚かさは筆舌し難いものがあります。

 

そして今回有料化に舵を切ったダイヤモンドオンライン。

●ダイヤモンドオンラインPV数(http://adinfo.diamond.co.jp/dol/dol_document.pdf

2018年10月-月間ページビュー数:71,691,643

 

統計比較のためには比較期間を合わせるのがマナーですが、誤差の範囲内と考えて、それぞれ近似の年月データのピックアップしていることをご容赦ください。

 

ダイヤモンド社様には、オンラインメディアに月額2000円も出せる読者がどれくらいいるのか? を楽観的に試算することなく厳密に計算していただき、PVを増やして広告収入を得るという戦略の最大化を期待したいと思います。

 

読者に課金をして稼ぐか、企業からの広告料で稼ぐか。広告収入はPVに比例しますから、有料会員を1万人単位で獲得したところで、少ない会員のサブスクリプションモデルとして継続するのは難しいのではないでしょうか。

 

1000万単位でPVが減ってしまう覚悟があるのかという話です。Yahoo!JAPAN経由で無料で読めますし。まったくもって理解に苦しむ戦略です。

 

無料を続けろ!とクレーマーのような投稿になってしまいましたが、ダイヤモンドオンラインの引き続きの素晴らしいコンテンツのフリー提供を切に願っています。広告を踏む情弱ではなく、良い記事に出会ったら興味がなくても広告を踏んであげる。それが賢い読者だと私は思います。