★「Amazonの可能性」Amazonの箱が凄い!「Amazonの広告」★

★「Amazonの可能性」Amazonの箱が凄い!「Amazonの広告」★

 

Amazon広告

 

◆Amazonが配送箱に妖怪ウォッチとのコラボ広告を掲載し,Amazonはパッケージ広告の圧倒的な可能性を示唆 | Amazonの広告ビジネスを考察 | 宅配便市場の広告価値◆

 

はい,Amazonを頻繁に利用します.どれくらいの頻度かと言えば,週に2・3日はAmazonから私にお届け物があるくらい密な関係です.最近は本をKindle版で購入する傾向があるので,以前に比べればずっと減りましたが,それでも私の家はアマゾンの箱でいっぱいになるくらいにヘビーユーザしてます.そんなAmazonさんから1週間ほど前にいつもとはまったく違う箱が届いたのです.週に何回も発注するので,オーダーしたことを忘れており(重症),ロイヤルカスタマー宛のプレゼントか? とわくわくして受け取ったら, 注文済のマヌカハニーでした(>_<).それでも「Amazonが遂にパッケージ広告のビジネスを展開だ!」と驚きと畏敬の気持ちがいっぱいになったので,Amazon箱のその絶大なる潜在力について言及せねばと筆を取った次第です.本当にビジネスはアイディア次第ですね!

 

 

●Amazonが配送箱に妖怪ウォッチを印刷! スペシャルボックスだニャン!●

 

そもそも,このAmazon箱の妖怪ウォッチ仕様はどんなものなのでしょうか? 調べてみると,映画「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が12月19日に公開されるのに伴い,Amazonの箱が「妖怪ウォッチ」仕様になるキャンペーンが実施されている模様です.

 

そして,妖怪ウォッチのスペシャルボックスと一緒に自分自身が写り,ハッシュタグ「#yo-kaiamazon」を付けてSNS(ツイッター or フェイスブック or インスタグラム)に投稿すると,先着10,000名に超スペシャルな妖怪メダルがプレゼントされるとのこと. 

 

アマゾンの箱
アマゾン箱広告

 

●Amazon箱広告の絶大なる影響力 自社サービスを広告化する斬新さ●

 

見出しと上にアップした写真のAmazon箱が届くのです.もうね,最高ですよアマゾンさん! 受け取った瞬間からワクワクさせてくれるなんて(日用品の購入でw),なかなか出来ることではありません.ここで,AppleのiPhoneもパッケージや箱がカッコ良いなんてツッコミをされると,自社商品を綺麗に包装するという当然の戦略と,意味合いが違い論点がずれるのでご理解くださいませ.

 

そう何が凄いかといえば,自社の商品には自社の広告を掲載して,ブランド価値を高めたり,認知を向上させるのが目的でありますが,Amazon箱に他社のスポンサー広告を掲載するというのは,もうまったく別次元のビジネスであるわけです.Amazon配送箱が届く客はもう既に,Amazonのサービスを利用している.そう,サービス利用者に当たる.そのAmazonが宅配というサービスの一部を広告化する.何を意味しているのでしょう?

 

 

●Amazon箱は最強の広告媒体となる! パッケージ広告で新たなビジネスモデルを確立!●

 

ここからが本題です.妖怪ウォッチのスペシャルBOXが可愛いとかどうでも良いです(可愛いので,捨てませんけどw).Amazonは年間の配送数を公表していませんが,日本の宅配便の総数は35億個を超え,2015年は40億個に到達するとも言われています.そして,Amazonの2014年度の日本事業の売上は約80億ドル(9,000億円超)で,2015年度はきっと1兆円の大台を突破することでしょう(為替次第ですが).

 

Amazonは会員や配送数などの情報を公開していませんが,1000万人以上の利用者(Amazon会員 プライムではなくてね)と数億個の配達があると考えて間違いないでしょう.つまり,Amazonはこの1000万人&数億回の広告ターゲットを保有しているということが言えます.わかりますか? 1000万人以上に,複数回にわたって,定期的に,広告宣伝をすることが出来る企業,それがAmazonです.このインパクト共感していただけますでしょうか? 私はその可能性の大きさに身震いしましたのです.もっとわかりやすく考察してみましょう.

 

 

●他メディアや宣伝媒体との比較「Amazon広告」のポテンシャル●

 

全国で1番発行部数が多いのが読売新聞だというデータがあります.朝刊部数は全国で約930万部とのこと.Amazonの利用者は間違いなくこれより多いでしょう.加えて,新聞は開かなければ広告を目にすることは出来ませんし,数十,数百の広告が同時に掲載されているため,読者が広告を認識するか? といえば疑問を持たざるをえません(視認率悪いと思う…).にも関わらず,1面広告の料金は日経新聞の場合で2,000万円.費用対効果を考えれば紙面に広告を出すのはCPがとてつもなく悪いと思われますが,レガシー層が考えることなく惰性で出稿しているのでしょうね.

 

次にテレビ.不特定多数へのマス広告としては最強の媒体です.日本人1.2億人のうち,半分以上はTVを保有しているでしょうし,日常的にテレビを見ている人も数千万人いることでしょう.それでも,どんなに視聴率の高い番組でも,1000万人以上が目にする番組などはまず存在せず,そして,TVCMは頭に入って来にくい.ながら見していたらなおさらですね.それでも,スマホゲームやスマホニュースサイトが積極的にCMを打つのは,プッシュ広告としてこれ以上の媒体はないからです.情報弱者をTVCMで釣ろうとしているのでしょう.

 

最後にインターネット.一番PVが多いサイトとしてYahoo!JAPANが挙げられ,月間PVは80億超と言われていますが,ユニークユーザ数は明らかにされておりませんので,同じ人が繰り返しアクセスしていることも多く,1000万人以上の利用者がいるかと言えば疑問です.ヤフーをトップページにしている人は多いでしょうが,スマホで頻繁にヤフートップを見るかと言えば,なおさら厳しいに違いありません.わかりやすくご理解いただくために,超巨大広告媒体3つを比較として挙げましたが,Amazonの箱が届く人数は新聞・TV・Yahoo!に匹敵するか,それ以上とわかっていただけましたでしょうか?

 

 

●Amazonが本気で広告ビジネスに乗り出せば,Facebook広告に匹敵する●

 

私はFacebookはサービスとして好きではないですが(暇人や自己顕示欲の強い人がアクティブユーザである点と(自分だw),広告のやり口がえげつないから),ぶっちゃけFacebookページを活用した広告の宣伝力と,費用対効果はいかなるサービスよりも上回っていると考えております.敬愛するGoogle先生の誇るアドセンス広告よりもずっと上です.これは,投稿もするアクティブユーザ数と,リードオンリーユーザ数の観点や,ターゲティングが明確に出来る点から立証できますが,まぁその話は今度にいたしましょう.

 

お伝えしたいのは,現在最強と思われるFacebook広告を超える可能性を秘めているのが,このAmazon箱であり,Amazon広告であると断言したいのです.もしかしたらあなたは,利用者が多いのはわかった.でも褒めすぎではないか? と思うかもしれません.ここでもう一度今回届いたAmazon箱 妖怪ウォッチスペシャルボックス版をご覧に入れましょう↓

 

アマゾン箱

 

●Amazonのレコメンドアルゴリズムはパッケージ広告にも応用可能●

 

なんというインパクトでしょうか.くどいですが,ここで注目すべきは妖怪ウォッチがどうなのかではありません.妖怪ウォッチに興味がない人間もたくさんいます.そう,箱広告はなんだって良いのです.重要なのは,広告&宣伝を確実に届けることが出来て,視認率がほぼ100%で(商品は箱の中なので強制的に目にする),圧倒的なインパクトがある.つまりはアマゾンの配送箱はPR力最強の広告媒体となりえるということです.

 

箱広告を展開し始めたことで,Amazonはいま大いなる可能性と選択肢を手にしています.Amazonがダンボール箱を調達する必要がなるなるのは序の口です.アマゾンが求めるダンボールを無料で提供するので,箱の隅に広告を記載させてください.なんてオファーも盛りだくさんでしょう.ピンポイント広告をAmazon箱に入れるだけで,スポンサーはひっきりなしです.今回のような箱全面のラッピング広告も,その費用対効果をアマゾン&任天堂が分析しているはずですので,続々と他企業が依頼をすると予想します.

 

そして,最終的にはAmazonは顧客属性とマッチングをさせた広告を打つことが出来る.単純なところでいえば,場所を特定した広告が打てる.例えば,愛知県の客に届く荷物には大名古屋ビルヂング開業の宣伝が印刷された箱を使うとか,Amazon配達先に合わせた広告が可能となる.究極的には属性情報を活用して,20歳代の女性の注文者には化粧品広告を印刷した箱を使うなど(物流センタの作業工程にも影響するので工夫が必要だけれども),可能性はまさに無限大.日本の企業で世界のビジネスモデルそのものを変える企業はなかなか見当たらないのが切ないところですが,今後もAmazonの動向には要注目です!